こうさか伝は伝えたい

もしも、ヘラクレスがバーサーカーで召喚されなかったら【Fate】

「第五次聖杯戦争」で、バーサーカークラスのサーヴァントとして登場したヘラクレス

 

作中でもその強さを発揮していましたが、

 

「あれは全力ではないんです」

 

ヘラクレスってどんな英雄?

名前は、どこかで聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

 

ヘラクレスギリシャ神話の英雄で、主神ゼウスと人間の娘の間に生まれた半神半人の英雄です。十二の功業と呼ばれる試練や、様々な大冒険を繰り広げ、その全てを乗り越えました。

 

作中での活躍

イリヤスフィール・フォン・アインツベルンによって、バーサーカークラスのサーヴァントとして召喚されました。

 

他を圧倒するほどの巨大な体(253㎝、311㎏)、驚異的な怪力、体の大きさに似合わない素早さなど、基礎スペックだけでも、肉弾戦において最強クラスの力を有しています。

 

作中ではバーサーカーらしく、小手先の技を使わす力でねじ伏せるような戦闘スタイルで他のサーヴァントと戦っていくんですが、

 

バーサーカーのクラスで召喚されていなければ、もっと活躍できた可能性があるんですよ。

 

バーサーカーのクラススキル

作中ではバーサーカーのクラスで召喚されましたが、本来ヘラクレスは生前の様々な逸話から、キャスター以外のすべてのクラスに適性があります

(ちなみに、アーチャークラスで召喚された場合が最も強いとされています)

 

第5次聖杯戦争で召喚されたバーサーカーのクラスは、固有スキル「狂化」により元々の能力が引き上げられまが、その代償に理性と一部の技術が失われてしまいます。

 

 この「狂化」が問題で、元々強力なヘラクレスの能力がを更に強化出来る代わりに、宝具が弱体化してしまいます。

 

ヘラクレスの宝具

ヘラクレスには二つの宝具があります。

1、十二の試練(ゴッド・ハンド)

ヘラクレスの代名詞ですよね。神話においてヘラクレスがなした十二の偉業が具現化した宝具です。

 

その能力は、ランクB以下(かなり強い)の攻撃を無効化し、戦闘中致命傷を負っても11回までは蘇生が可能という桁外れな性能です。

 

さらに一度倒された攻撃には耐性が付与され、命のストックを削っても、マスターの魔力と時間をかければストックの復活も可能です。

 

これだけでも強いですが、バーサーカー以外で召喚された場合には技量の弱体化がないので、さらに強固な守りになるはずです。

 

2、射殺す百頭(ナインライブス)

ヘラクレスの武技の数々が宝具化したものです。この宝具はヘラクレスの戦闘技術ですので、特定の形態はなく相手の弱点に合わせて様々な形態に変化します。

 

今判明しているのは、「対人用ハイスピード9連撃の斬撃」と「対幻想種用のドラゴン型のホーミングレーザーを9発同時発射する弓撃」の二つです。このほかにも様々な形態があるらしいです。

 

ただし、バーサーカーの状態ではこの宝具は使用できず、強力な斬撃として使用されます。

 

 

もしヘラクレスバーサーカー以外のクラスなら、これらの宝具が完全な状態で使えるので、聖杯戦争ではほぼ敵なしでしょうね。

 

なんでバーサーカーで召喚したの?

ここで疑問になるのは、なんでアインツベルン(イリヤ陣営)はバーサーカーで召喚したかですよね。

 

これには理由があって、アインツベルンは第4次聖杯戦争でサーヴァントと自身が招いたマスターに裏切られたという過去があり、「完全に忠実なサーヴァント」が望まれたためです。

 

まとめ:Fate/strange Fakeではいつもと違うヘラクレス

バーサーカーとしての印象が強いヘラクレスですが、「Fate/strange Fake」という作品では違うクラスで登場します。元のヘラクレスとは大分違うので違和感をおぼえる人もいると思いますが、作品自体はワクワクする設定なのでおすすめです。

 

おわり